増渕ウェルカム! [ヤクルトスワローズ]
今日は高校生ドラフトが行われました。
夏の甲子園はハンカチ王子のフィーバーに始まり、
甲子園が終わると田中将大、堂上弟などに注目が集まっていきましたが、
ヤクルトスワローズが高校生ドラフト1位として獲得した選手は
埼玉・鷲宮高校の増渕竜義(ますぶち・たつよし)投手でした。
増渕君は中学生の頃から頭角をあらわしていましたが、
母子家庭ということもあってか私立には進学せず、
逆に私立を倒そうと、同じ高校に進学した弟と高校野球に情熱をかけた選手で有名です。
実際に夏の埼玉県大会では春日部共栄など私立の強豪を退けたものの、
最後は決勝で私立の浦和学院に負けてしまいました。
(ちなみに浦和学院はヤクルトでは一番OBの多い高校なんですが。
誰々がいるか即答できます?)
そんな増渕君はスリークオーター気味のフォームから繰り出す149km/hの速球と
キレのあるスライダーが持ち味の投手です。
制球が若干荒そうですが、平本ほどではないので(苦笑)
出来れば1年目から頭角を現して欲しい選手だと思います。
ヤクルトレディのお母様も喜んでいるでしょうし、
これからはプロとしていい親孝行をしていって欲しいですね。
3位は関西高の上田外野手、4位は城東工高の山田投手でした。
大学社会人で希望枠を使用する申請を出しているため2位の指名はありませんでしたが、
希望枠候補としては、現時点では
石川2世の誉れ高い青学大の高市俊投手が濃厚といわれています。
高校ドラフトは即戦力投手に不足していた左打者と個人的にもいい補強が出来たと思うので、
大社も今からどうなるかたのしみですね。
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